2017年10月12日

葬儀が終わってから配られる物で実行する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

葬儀が終わって塩をもらって帰ってくることが少なくありませんが、正しくお清めするためには宗教によって異なりますが、平均的なやり方を学びましょう。仏教では死を穢れとして定義していない為、特に塩で清める必要はないとされていますが、日本独自の習慣としてどの宗派の葬儀でも配られています。

もともと日本での神道で死を穢れとして取り扱う習慣があったため、塩を使って清めることが独自の風習として定着しました。使うポイントとして挙げられているのは、葬儀で配られている物だけで十分ですが、気になる方は自宅であらじおを用意してもらい、屋外に出してもらいましょう。

使う場所としては、自宅前の玄関先で、玄関内に入ってしまってはいけません。但し集合住宅の場合、共用スペースで実行する規約がある場合も少なくないため、規約を確認しましょう。かける順番としては胸元、背中、足元の順番でかけてください。

大量にかける必要はなく、ひとつまみ程度で十分です。ひとつまみとは人差し指、中指、親指を組み合わせてつまんだとき、つまめた量を指します。なお、なくなった方の死霊がついてくるわけではなく、人の死によって現れる邪気をはらうための方法なので、多くの量は必要ありません。

なお、葬儀の席で出された食事も置き嫁のひとつとされているため、勧められたらできるだけ食べたほうがいいでしょう。玄関前で行い、その後室内に入ることによって、家の中まで邪気は入ってきません。