2018年03月02日

人生の終わりを想定して終活を行うことの意味

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人生の最後に向けて日記を書くなど、終活を行う方が増加してきています。終活というのは就活とは違い、若い方ではなく年を取っていて人生が終わりに近い方がそれを意識して行う活動のことです。昨今では世相も目まぐるしく動いているので、自分の人生の終わりを意識する方が増えていますが、これは日本の場合だと高齢化社会が大きく影響している可能性が高いです。

高齢化社会だと社会全体の雰囲気が保守だったり、衰退方向に向かうので、人生の終わりを意識する方が増えるのは当然の流れだといえるでしょう。今後の社会の動向にもよりますが、人生の終わりについて考えることは良いこともあります。

人生の終わりというとネガティブなイメージを持っている方も多いですが、予めそれを意識しておけば、事前に回避できるトラブルも多々あったりします。特に遺産相続問題に関しては予め起こるトラブルを想定しておけば、問題もスムーズに解決しやすいところがあります。

つまり終活というのは自分の問題はもちろん、家族や親しい人との関係整理の機会であるともいえるということです。人間関係の整理を行うことは、普段生きていてあまり考えることでもありませんが、自分が近い将来死ぬことになると考えると、人間関係の整理はとても捗る作業になるでしょう。

活動の一つとして日記を書いて過ごす方がいますが、それも大事なことの一つです。日記だと要点を整理しやすいですし、自分が何をすべきなのか考えを具体化できるので、考えの整理として有効な手段でしょう。