2016年11月21日

お清めに使う塩は神道が由来です

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葬儀が終わった後にお清めの塩をもらって使ったことがある方もいるのではないでしょうか。実はお清めに使う塩は、神道が由来だということを知っていますか。神道にとって、死はけがれという意味があります。そのため物事の悪い状態を、若々しく生命に満ち溢れている状態に変えるためにも塩を撒くことによってけがれを祓ってきました。逆に仏教では、お祓いのためにを使うという話はあまり聞きませんよね。それは、神道と仏教では死にたいする考え方が違うためとされています。

仏教には輪廻転生という言葉があります。輪廻転生とは、死を迎えることによって新しい生命として誕生することを意味します。つまり、不吉なこととはされていませんので仏教では清める必要がないとされています。しかし、仏教でも使う場合があります。その場合は日本の昔からのその土地の風習だったりと、宗派が違うからといってどちらかにこだわる必要はありません。自分の考えを大切に行動をすることが重要です。人によって葬儀の意味は変わってきます。心のけじめをつけるためや、昔から行っている場合は宗派が違うからと急にやめてしまうのは良くありません。

宗派によって考え方が違いますので、事前に宗派の考え方を頭に入れておきましょう。事前に知識を入れておくことで、マナーをきちんと守ることができます。葬儀に参列する機会は誰にでもあるものですので、マナーとして憶えておきましょう。いざという時に役に立ちます。